審美歯科
審美美歯科は、従来の虫歯や歯周病の治療と異なり、審美性(見た目)を重視した歯科治療を行います。欠けてしまった歯や黒ずんでしまった歯の色や形を整え、美しい歯並びを回復することができます。
当院では、単に見た目を美しくするだけでなく、きちんと治療を行った上で、健康的にも審美的にも良い状態になるようにしています。
セラミック治療では、天然の歯のように美しい透明感のある色調を再現することができ、希望の白さで被せ物や詰め物をすることができます。
見た目には、人工歯であることがわからないほどです。
被せ物の形態を微調整することで、歯の形や歯並びの多少のズレも改善することができます。
経年による変色や変形も起こらないため、しっかりとケアをすれば、長期的に美しさを維持することができるでしょう。
セラミック治療は、主に3つの種類があります。
歯を削って土台を作り、その上からセラミックの被せ物を入れる方法です。
虫歯などで歯の大部分を失っている場合や根管治療後の場合には、人工的な土台を築造する必要があります。
歯の色だけでなく、歯の形、歯並びなどをトータル的に改善することができます。
保険の被せ物からセラミッククラウンに変える治療も行なっています。
虫歯を削った後、セラミックの白い詰め物を入れる方法です。
保険適用の詰め物は、銀歯かプラスチックになりますが、セラミックは自分の歯のような美しい仕上がりになります。
素材は選ぶことができ、セラミック素材の中でも、より天然歯に近い素材のE-maxインレーを入れることが多いです。
歯の表面を0.5mmほど削り、その上からセラミック製の薄い人工の歯を装着する方法です。
歯の見た目を良くすることができるほか、すきっ歯の改善など、歯の形態をある程度変えることも可能です。
セラミック治療は、見た目を良くするだけでなく、機能的にもメリットがある治療法です。
メリットをまとめてみていきましょう。
セラミック治療では、天然歯に限りなく近い審美性を再現することができます。
透明感があり、人工歯だとは気づかないほどです。
白さの度合いも選択できるため、周囲の歯に合わせた色合いにしたり、元々の歯よりさらに白くすることが可能です。
セラミックは、劣化が起こりにくい素材です。
経年劣化による変色や変形が起こらないので、ケアすることで長期にわたって使用することができ、審美性も維持されます。
セラミックは劣化が起こりくく、変形がほとんど起こりません。隙間や段差が生じにくいため、汚れが溜まりにくく二次虫歯が起こりにくいです。
何度も治療を繰り返すと、それだけ歯の寿命も短くなります。
歯の健康を維持する点でも、セラミック治療は有効な方法です。
セラミック治療では、金属を全く使わない治療ができます。
金属アレルギーのある方、アレルギーが起こる心配がある方でも安心です。
金属の被せ物や詰め物は、特に保険適用の金銀パラジウム合金において、金属イオンが唾液中に溶け出すことにより、歯茎に黒ずみが起こることがあります。
セラミックは金属を使っていないので、歯茎の黒ずみの心配もありません。
どんな治療でもデメリットがあるように、セラミック治療にもデメリットがあります。
デメリットを踏まえた上で、治療法を比較し、検討するのが良いでしょう。
セラミックは急激に力が加わったり、持続的に強い力が加わっていると、割れることがあります。
セラミックの中にもいくつかの種類があり、ジルコニアセラミックであれば、強度がかなり高いので、割れるリスクが高い歯にはジルコニアセラミックをおすすめします。
セラミック治療は保険が適用されません。
自費治療になるため、保険適用のものと比較して高額になります。
セラミックの種類や、施術する部位や歯の本数によって金額は異なります。詳しくは、ご相談ください。
セラミックは経年劣化がほとんど無く、耐久性の高い素材で、汚れが溜まりにくいという特徴があります。
しかし、しっかりとケアをしなければ、二次虫歯になることもあります。
定期検診や毎日のセルフケアが大切です。
当院でも、セラミック治療後は、定期検診を受けることをおすすめしています。
セラミックは経年劣化がほとんど無く、耐久性の高い素材で、汚れが溜まりにくいという特徴があります。
しかし、しっかりとケアをしなければ、二次虫歯になることもあります。
定期検診や毎日のセルフケアが大切です。
当院でも、セラミック治療後は、定期検診を受けることをおすすめしています。
審美歯科では、セラミック治療以外に、ダイレクトボンディング法で歯の見た目を良くする治療があります。
ダイレクトボンディング法は、歯科用のプラスチック素材を口腔内で必要な部位に直接盛り付けていき、硬化させて審美性を高める方法です。
保険適用のレジン充填では、複雑な歯の色合いを再現することが難しいですが、審美歯科のダイレクトボンディング法では、透明感や色調が豊富に揃った審美修復用のプラスチックを使用して行われます。
なるべく歯を削ることなく、短時間で見た目を改善することができます。
【適応する症例の具体例】
・歯の形を治したい
・保険のプラスチックの詰め物が変色してきた
・歯が欠けた
・なるべく綺麗に虫歯を治したい
ただし、大きく歯が欠けている場合や、大きく修復する必要がある場合には、ダイレクトボンディング法では十分な強度が得られません。
その場合は、セラミック治療をおすすめします。